我々は煩悩盛んな身の上です.仏教は煩悩を滅することを説くものです.しかし,これがなかなかなくならない.そんな身の上だからこそ,仏はおるぞと言いたまう.有難いことです.
ただ,私は思うのです.それは決して堕落を意味しない.煩悩の肯定ではない.悪の肯定では有り得ない.どこまでも仏と私だけの関係において,私が煩悩にまみれた悪だと言うことです.
仏のいない煩悩の肯定は仏教ではありません.単なる堕落です.
2012年04月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54790349
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54790349
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック