今、日本では移民問題が取り沙汰されています。政府は人口減を解消する方法として移民推奨、帰化推奨という立場のようです。しかし、文化や宗教というものは、そう簡単に共存できるものではありません。理想を言うのは簡単ですが、隣家ともうまくやれないことが多いことを考えれば、外国人とうまくやることの難しさが分かるでしょう。日本人同士でも、隣り合うとうまくいかない場合があるのです。
宗教家として、仮に移民政策が不可欠であるならば、文化や宗教が私たち日本人と近い外国人を優先するのが得策だと思います。政治体制は異なりますが、今の中国、台湾、朝鮮半島、ベトナムは同一の漢字文化圏でありますし、宗教も共通しています。儒教、道教、仏教という三教の影響力がそれぞれあり、精霊信仰、先祖崇拝、多神教、汎神教が各国の宗教的根底に流れていると思います。
もちろん、社会的ルールの面では難しい側面もあります。たとえばゴミをどのように処理するのかなど、各国での考え方は異なるでしょう。しかし、それは些細なことです。文化や宗教については衝突することが明白ですが、社会的ルールを守ってもらうことはそれほど難しいことではないでしょう。東アジア諸国は、長い歴史のなか大枠として共通の文化や宗教を保持してきました。これは大きな利点だと私は思います。
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2026年06月01日
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