2025年10月22日

Xポスト「グエー死んだンゴ」に触れて

Xで「グエー死んだンゴ」というポストを見ました。見られた方も多いでしょう。確実なことは分かりませんが、大学生が癌で亡くなり、ご本人が生前に予約投稿していたものが、死後にポストされたものと言われています。おそらく、本当のことと思われます。22歳であったとのことです。

亡くなられた方がポストしたかたちになるので、まるで死後の言葉のように響きました。しかも、インターネットでよく使われるジョークの言葉づかいなので、ユーモアを感じた方も多いことでしょう。私もそう感じますた。彼のナイスな人柄がよく現れているのかもしれません。

しかし同時に、とても無念で悲しい気持ちにもなりました。おそらく、おそらくですが、もっと生きたいという彼の叫びに思えたからです。やりたいこともたくさんあったことでしょう。インターネットに親しんでいた彼は、インターネットの仲間たちにそう伝えたかったのかもしれません。

今、このポストを見られた方々から、国立がん研究センターなどに治療・研究のための寄付をする動きが広がっています。多くの方が癌で亡くなっています。私の母も膵臓癌で亡くなりました。あっという間に亡くなってしまいました。命あるものは必ず死を迎えるわけですが、それでもなお、少しでも癌治療の研究が進めばと私も思います。昨晩、神奈川県の県立がんセンターに寄付の申し込みをしました。

誰であっても死にたくはありません。仏教ではそれもまた煩悩だと説きますが、同時にこの世で克服できるようなものではないとも説きます。いわゆる害虫であっても、捕ろうとして追いかければ必死で逃げます。危険で攻撃性が高いと言われるムカデであっても、その体をくねらせて必死で逃げるのです。私はムカデが大の苦手ですが、命あるものは皆、生きたいのです。

「グエー死んだンゴ」の彼の叫びは、多くの方を動かしました。それはおそらく、彼の命への叫びだったからだと私は思います。ユーモアあふれる彼、今は成仏した彼に、合掌


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posted by 伊東昌彦 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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