2025年07月23日

言葉の定義を大切にしよう

言葉の定義ってとても大切で、対話をする場合、互いに定義が合致していないと嚙み合わない。たとえば論文を書く場合、まずは言葉の定義をちゃんとする。著者と読者の理解が合致していないと通じないからね。

昨今、「外国人」って言葉をよく聞く。ついでに「外国人排斥」とか。

この「外国人」が何を指すのか。すべての「外国人」を指すのか、それともいわゆる「不法外国人」や「不良外国人」だけを指すのか、明確にしておかないと齟齬が発生する。誤解ですね。

報道を見聞きしていると、どうも恣意的に「不法外国人」や「不良外国人」を「外国人」にひとまとめして、「外国人排斥」に結び付けている様子が窺える。

誰も「外国人はすべて国外退去せよ」なんて言ってないと思うんだけどなあ。言葉が悪い方向へ独り歩きするのを助長するのはやめよう。ミスリードを誘うのは立派な態度ではない。恥ずべき行為。


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posted by 伊東昌彦 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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