2025年07月04日

七面倒くさい?日本語、日本の習慣

石破首相曰く、「七面倒くさい日本語、日本の習慣」とのこと。


報道の切り抜きしか見ていませんが、こういう場合、「日本語、日本の習慣」が二次的である方が言われる表現だと思うんですね。たとえば英語を母国語として、イギリスの習慣を持たれている方。そういう方が「日本語、日本の習慣」に触れた時、思わず出て来る言葉としては理解できるんです。

石破首相って、「日本語、日本の習慣」がないのかな?

石破首相の本を読みましたが、そんな様子ではなかったなあ。ちゃんと日本語で書いてありましたし、日本の習慣に馴染んでいないという雰囲気ではなかった。いったい、何が起きたのでしょう。とても驚きです。


私は「日本語、日本の習慣」はとても繊細で、表現力や伝達力の豊かなものだと自負しています。他言語や他国の習慣に詳しいわけではありませんが、日本語には微妙な心的状態を表現する語彙が多く、また、日本の習慣は、私たちの思いを色々な方法で示すことを身につけさせてくれています。直接的な方法ではなく、間接的な方法に長けているとも言えましょう。外国人の方からしますと、これを「七面倒くさい」という見方もあるでしょうが、これは直接的な衝突を避け、対立を回避することに優れています。私は日本人として、「七面倒くさい」ことよりも、千差万別である人の心を理解することのほうが大切だと思います。


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posted by 伊東昌彦 at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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