2024年06月29日

都知事選にふれて

都知事選、なんだか前回以上に無秩序ですね。日本は独裁主義ではなく、民主主義の国です。原則的には、規定の年齢に達すれば誰でも立候補できます。あなたの主義おかしいからダメ、というのはない。立候補者が多種多様であるのは、民主主義の国としての誇りでもあると私は思います。

しかし、昨今はSNS経由で「目立つと金儲けになる」というシステムが構築され、それが世間に浸透しました。ものによりますが、SNSに投稿して閲覧者が多ければ多いほど、儲かります。つまり、内容が社会的に役立つものであるとか、そういう観点ではなく、野次馬を集めた投稿が儲かるという観点が重要なのです。

立候補しますと、自動的に政見放送に登場することになります。この目的はもちろん選挙のためのものですが、言い換えれば、NHKで大々的に立候補者の宣伝をしてくれるわけです。名前が売れれば、SNSの閲覧者も増えます。これはもう風習ではなく、社会のシステムの1つになってしまっていると言えましょう。

うちの親父は川が氾濫すると大嵐でも見物に行くタイプの人でした。

母は「行っちゃダメよ」と私に言っていました。


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posted by 伊東昌彦 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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