≪報恩講のご案内≫
◎逮夜法要11月18日(土)
・午後4時〜読経と法話 当山住職
・午後5時〜能楽奉納 鎌倉能舞台 中森貫太師
半能「熊坂」
◎日中法要11月19日(日)
・午後1時〜雅楽法要
・法要に引き続きリコーダー演奏
小田原リコーダーコンソート
・午後2時〜医療講座
茅場町いとう医院副院長 伊東佳子先生
講座「肝臓について」
本年の能楽奉納は半能「熊坂」です。医療講座はお馴染みの伊東先生による「肝臓について」となります。リコーダー演奏もありますので、皆様どうぞお参りください。法要に参加して心を健康に、そして医療講座で体も健康に。自分にとって充実した毎日を過ごしましょう。 合掌
お能「熊坂」
「都から東国へ下る途中、赤坂にさしかかった旅僧(ワキ)が一人の僧(前シテ)に呼びかけられ、さる者の命日の回向を乞われ、僧の庵室に導かれる。そこには仏像がなく、おびただしい武具がある。シテの僧は、それを横行する山賊に備えてのためという。ついで仏も武器によって悪魔降伏をする事を語り、寝所へ去る。中入で、赤坂の里人(アイ)が熊坂長範の事跡を語る。旅僧が弔っていると、長範の霊(後シテ)が夜風激しい中に現われ、黄金商人三条吉次信高を襲ったときの有様を再現し、当夜、眼光炯々として見張っていた十六、七の小男が牛若だと知らなかったのが運の尽きであったと語る。キリは長刀を使う熊坂が牛若丸に翻弄されるさまを見せる。長刀物で爽快な所作を見せる上、夢幻能としての詩情も溢れる名品。」(『能楽ハンドブック改訂版』、三省堂2000年)
2023年10月17日
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