2023年06月16日

性欲と自分勝手さが一緒になると問題

性犯罪や不倫の報道多いですね。もちろん内実はそれぞれで、例外もあるかもしれませんが、多くは性欲に端を発しているという点で同軸です。理性では抑えられない性の衝動はどこから来るのでしょう。

仏教では五欲と言いまして、財欲、色欲、飲食欲、名欲、睡眠欲と分類することがあります。色欲が性欲です。一方、少欲知足とも言いまして、できれば欲は少ないほうがいいと説きます。人として生きるうえで、欲をまったく無くすことは不可能です。過剰にならんようにね、という教えになります。

ではなぜ過剰になるかと言えば、性欲自体が悪いというよりも、何かしら悪しき心と一緒に性欲が疼き出すのが問題なのでしょう。たとえば周囲の人々を軽んじたり、自分への反省がなかったり、際限なく貪ってみたり、そんなところです。自分勝手な心が引き金となっていると言えますね。

posted by 伊東昌彦 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 教え〜事事無礙 -jijimuge
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