2023年01月30日

自然とは人為の届いていないこと

この時期になりますと、スキーやスノーボードのバックカントリーでの遭難が毎年相次ぎます。バックカントリーとは管理運営されたスキー場外のことで、簡単に言えば大自然の真っ只中のことです。私もスキーやスノーボードが好きなので、バックカントリーを滑走したいなあと思うこともあります。

しかし、そこは正真正銘の冬山なのです。スキーやスノーボードをするというよりは、冬山に行くと言ったほうが正しいんじゃないかなあ。冬山に対する十分な知識と経験がない私は、バックカントリーに入ることには躊躇してしまいます。

自然とは自からそうなっていることで、人為的ではないことを指します。人為的であれば、問題に直面しても何かしら解決策を見出すことは可能でしょう。人為的なのですから。しかし、そうではない自然においては、人為が届いていないわけなので、驕りは禁物かと思えます。とは言え、遭難された方であっても、十分な知識と経験があったかもしれません。とても残念です。これ以上、遭難者が出ないことを念じます。 合掌

posted by 伊東昌彦 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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