2022年06月29日

暑い、境内掃除は朝

もう6月も終わりますね。しかし梅雨明けとは、正直驚きです。40度なんていう報道でも驚きなのに、もう梅雨明けとは。なんとも時代の変遷を痛感します。これが地球温暖化の影響なのかは分かりませんが、40年前、私が小学生だった頃と比べ気候が変わったことは確かなようです。こんな暑くなかったなあ。

地球の歴史を振り返りますと、何事も変化に対応できたものが生き残るそうです。しかし人は変化に対応するのが苦手でしょう。昔がよかったとか、前例にないからとか、そういうのとくに日本人好きそう。とくに私。選挙ポスターの掲示板を見ても、う〜む、なにかのタレントショーの案内かなと思ってしまいます。マジックショーとか。でも、これが今なんですよね。

仏教では諸行無常と説きまして、世の中は常に変化していると洞察します。あたり前と受け取れるかもしれませんが、敢えてあたり前を説くには理由があります。それは人が変化に鈍感で対応するのが苦手だからです。戒律も同じ理屈で説かれます。なかには守れそうにないものもある。嘘つくなとか。口だけじゃないですよ。心で嘘ついてもダメ。私には無理です。しかし、守れないから敢えて説くのです。これには抑止の意味合いもあるわけです。

今日も暑いので朝に境内掃除をしました。日中は厳しい。植木屋さんが入ってくれていますが、とても大変そうです。小田原の安藤造園さんです。いつも有難うございます。

境内の木々を見ていますと、本当に諸行無常を感じます。もうしょっちゅう落葉。いろいろな植物が育ってますので、種類によって落葉季節がバラバラなのです。真夏と真冬のほんの少しだけは何も落ちません。今は竹が終わりまして、銀杏の新しい葉の弱いところが落ちます。銀杏の葉っぱはやっかいで、泰山木と並んで集めるのが面倒な葉です。たいていのお寺には両方あります。

posted by 伊東昌彦 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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