2021年05月06日

懐かしい、ミスターロボット

仏教では修行の階梯は非常に明確化されています。どの程度修行すればどうなるのか、サボればどうなるのか、ゴールはどんな具合なのか。実際に進んで行くことは極めて難しい階梯なのですが、分かるようになっているわけです。分かるからこそ、やる気も出るのだと思います。高僧方は後進のため、ちゃんとまとめておいてくれたのですから、とても有難いことです。

人生は諸行無常です。まさに一寸先は闇なのですが、無計画ではあまりにも効率が悪い。人生は時間的に限られているのですから、あまりボーとしていますと終了してしまいます。人生の目的云々は置いておきまして、ある程度道筋が見えてこないと精神的に辛い思いをします。

今、地域によっては非常事態宣言が発出されているのですが、あまりにも漠然としています。今まで何回か非常事態宣言が発出されていますので、同じことでは好転しないことは私にも分かります。何度も同じことをしないで、ちゃんと新たな道筋をつけた階梯を歩んでいきたいものです。その旗振り役はもちろん政治家の方々です。リーダーとしての役目を果たしてもらいたいものです。

私が生まれ育った時代、バブル崩壊まで日本は未来ある日本でした。科学の力とか、世界一の技術とか、そういうイメージで育った感があります。バブル崩壊後のおよそ30年間はそうしたイメージが崩れていく日々でしたが、まだ日本は大丈夫だと信じていました。そう教わって育ったからでしょうか、結構根強く信じていた自分に今、気づかされる思いがします。

資源もない、科学技術もない、そんな日本になりつつあることを、このコロナ禍で実感、まさに体感した思いでいます。NECのマイコンでよく遊びました。PC-8801FH。中学時代、親にねだって高価な品を買ってもらいました(納屋でぐーぐー眠っています)。小学校時代、先進的な友人はアップルUというマイコンを所持していましたが、NECはそれにも負けていないように感じたものです。しかし、日本からはとうとう、今のいわゆるGAFAMのような企業は出てきませんでした。ああ

ガラケーという言葉があったように、日本はガラパゴス諸島なんでしょう。まさに言い得て妙です。でも内需が強かった時代が去り、ガラパゴス諸島では経済的な発展は見込めない時代になっているようですね。やたら機能的なトイレとか、個人的には凄いなあって思うのですが、世界的には不要なんでしょうか。この感覚のズレって逆に面白く、日本製が復権すればなあと、かつてのスティクスというバンドの「ミスターロボット」という歌を懐かしく感じる今朝です。

posted by 伊東昌彦 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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