2020年04月14日

大ジョッキを手に入れました

のんきな内容ですみません。かつて坊さんの先輩に月に1度は行事を作ったほうがいい、中高の友人からは忙しくしていたほうがいい、とアドバイスを受けました。そもそも善福寺は兼業寺院(父はサラリーマン兼業)であったこともあり、専業で入寺した30代は何をして良いのか分からず、少々暇で困ったこともあったのです。法務(お寺の場合は読経など)も忙しくしたいと思いまして、月忌参りを始めたりもしました。それから法話会、仏典会、楽友会、スウィーツ教室のような集いを始めました。また、地域のお役も積極的に受けるようにしまして、それなりに忙しい毎日を過ごしていたものです。が、法務以外はすべて休止となっている今、とても暇になってしまいました。前向きな方ですと、こうした境遇をチャンスに変えて英会話を習うとか、未来につなげるような行動を起こすことでしょう。私は後向き人間なのでしょう、とくに何もやろうと思ってはいません。ははは

家族団欒の時間は増えました。お寺の場合、専業だとだいたいお父ちゃん(住職)は家にいるんですよ。だからそれほど違和感なく、団欒時間は増えて嬉しいなぐらいなんですが、お勤めの方ですと違和感大ありかもしれませんよね。とくにお母ちゃん。毎日3食きっちり用意しないといけないとなりますと、これは大変でしょう。家庭によって状況様々だと思いますが、こうした普段から逸脱した家庭状況によって、アルコール依存症や家庭内暴力、児童虐待の件数が増えているとの報道もありました。多くの方が不安のなか過ごしていると思いますし、ああ、もう酒飲むしかねえ、と思う気持ちも分からんではありません。私もビール好きなので良く分かります。お酒は脳を麻痺させるのでしょう。疲れているときは疲れが吹き飛びますし、不安なときは大きな気持ちになったりするものです。しかし問題解決にはならない場合が多く、まやかしと言える作用ばかり続きます。それが分かってないと、いわゆる「お酒に飲まれた」ことになり、問題行動が発生するんじゃないかなあと思うのです。

とは言え私はビール好きなので、在宅用に大ジョッキを購入しました。1000mlにしようかと思いましたが、ひるんで800mlにしました。家ならば少なめなほうがいいかもしれません。昨日はそれで飲みましたが、まあ、あんま面白くはないです。私は完全に外飲み派で家ではほとんど飲みません。家にいることが多い仕事なので、家で飲んでいても区切りというか、気持ちの切り替えが出来ないからです。ただ、こうした今の状況が長引くとなれば、少々お酒との付き合い方を変えたほうが良いかもしれませんね。気持ちの切り替えができない家飲みでは、おそらくストレスが溜まってくるんじゃないかと思うからです。ストレスというのは困ったもので、簡単に言えば自分の欲望を抑え込んでいると溜まります。じゃあ欲望のまま生きればいいのかと言えば、そんなことしたら社会生活は送れません。仏教でも欲望をなくすほうがいいと説きますが、抑え込むことはむしろ良くなく、その根源を退治することが奨励されます。ただまあ、根源って簡単に言ってもねえ、まあ普通に生活しているぶんにはほぼ無理ですよ。自分の心にある根源的問題ってのは、早々簡単に解消できません。心は本当に厄介なもので、実は「私」という意識の管理下にはない部分も多いのです。そしてストレスの原因というのは、その管理下ではない部分に存在します。難しいわけですよね。

いずれにしましても、悶々としたものが溜まってきそうな気配ですが、他者にあたらないようにしたいものです。すべては自業自得、自分のことはすべて自分でなんとかするというのが仏教です。他者に支えられつつも、自分ひとりがこの世を生きていることを心に留め置いておきたいものです。

亡くなられた方や罹患されている方に心をよせながら、この状況が早く収束することを念じます。 合掌
posted by 伊東昌彦 at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 教え〜事事無礙 -jijimuge
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