2018年06月21日

一念発起して論文

ここ数年、学問から少々遠ざかっておりまして、まったく論文発表をしておりません。博士論文には今後の課題とか何とか、立派なことを書いておいたのですが、何もしていないという体たらく。研究してきた内容も忘れがちになってしまい、これではいかんと一念発起しました。

これまで三論宗系統の浄土教を研究してきましたが、私はやはり浄土真宗の坊さんです。今までの研究成果を親鸞聖人まで結び付けまして、研究を終えたいと思っています。やたらと終わりが早いですが、あとは成果発表というよりは、自分自身の学びとして勉強を続けていきたいと思っています。

と、これまた立派なこと書きましたが、要は体力と能力の限界を感じまして、住職やりながらの研究は私には無理だな、と言うことです。住職でありながら研究者でもある先生は大勢いらっしゃいますが、本当に凄いバイタリティだと思います。

なお、今回の論文テーマは親鸞聖人の仏身仏土論につきまして、奈良時代の智光さんの仏身仏土論との近似性という側面から論じるものになりそうです。智光さんはかなりの碩学なのですが、中央からは遠ざけられてしまったりと不遇な人であり、なおかつ人物像も有名な行基さんとの対比のなか、あまり良い印象で語られてはいません。

伝承とは往々にして一方的なものの見方に終始するものですが、私は結構その裏側というか、本当のところを知りたがる傾向にあるので、智光さんの生涯にはとても興味があると同時に、そのように扱われてしまった智光さんを応援したくなる気持ちにもなります。

おそらく1年ぐらいかかると思いますが、来年にはどこかで発表したいなあと密かに思います。

posted by 伊東昌彦 at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 住職恣意 -jyushokushii
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