狭心症の発作があり救急車で運ばれました。即検査と即入院3日間。毎朝6時前後にお経をあげるわけですが、お経のあとの胸痛でした。寒いからかなあ。でも、年末から忘年会続きでしたので、お酒もかなり多かったし暴飲暴食だったと思います。5年前にも搬送されまして、その時は「疑い」という診断でしたが、今回はもう「狭心症」との診断、そして、おまけに動脈硬化が見られますとのことでした。
ストレスと悪玉コレステロールが大問題のようで、塩分もかなり抑えるように指導を受けました。ストレスは溜まっているんだろうなあと思います。住職は皆そうだと思いますが、とにかくお寺を空けることが出来ないので、敢えて言えば「軟禁状態」のようになります。常に頭からお寺のことは離れません。まあ、これは社長さんも同じかと思いますが、私の場合、もう入寺して10年以上になりますが、結構な負担だったのかも。すごい神経質なほうで、しかも、どうでも良さそうなことを真面目に考えたりする性格です。
食生活は外食が多いのが問題です。父親のこともあり、家ではお酒は飲まないことにしているので、お酒を飲むなら外食となります。これ良くなかったですねえ。お酒はいきなりやめられそうにないので、少し減らそうと思います。お味噌汁大好き、ラーメンスープ完飲、揚げ物大好き・・・、挙げたらきりないですが、食生活も大幅改善しようと思います。
さて、少々病院でのことを書いてみたいと思います。朝方救急搬送されまして、先生の診断の結果、即心臓カテーテル検査をしました。即座に受けられたのは幸運だったと思います。実は私、入院はもちろん、こうした簡単な検査手術も初めてで、心のなかではかなり動揺していました。しかし、看護師さんの迅速な動きに身を任せていますと、不思議に動揺もなくなり、なんとも安心した境地へ突入。あっという間に、股間の毛を剃られてしまい、そして尿道カテーテルを先生に入れてもらいました。これがちょっと、と言うか、私は初めてでしたので、実はすごい痛かった。
検査は右足の付け根から細い管のようなものを血管に入れまして、心臓の冠動脈にあると思われる血管の収縮を確認し、ある程度治療するというものでした。足の付け根に麻酔をしたわけですが、血管に挿入している最中、これまた結構な痛みでした。麻酔を追加してもらい多少は和らぎましたが、なんとも言えない違和感のなか、検査は進んでいったのです。
検査は冠動脈の写真を撮ると同時に、わざと狭心症を発症させて、それをニトロで抑えて症状を確認するというものもあり、これまた苦しいものでした。ニトロを入れてもらえば即緩和されるので大丈夫なのですが、あの痛みが再来するというのは気分の良いものではありません。ただ、先生がいて下さるので、安心して身を任せることができ、あまり不安はありませんでした。
検査後の4時間は絶対安静とのことで、ベッドで横になり、左足と両腕以外は動かすことができませんでした。私は腰痛持ちなので、腰や背中が痛くなり、これを我慢するのが大変でした。また、尿道カテーテルがうまく合わないのか、痛みが続いておりまして、これは4時間経過後、抜いてもらいました。しかし、その後がもう大変。トイレには翌日朝まで行けないので、ベッドの上で用を足すわけですが、これまた出ない。神経質な私にとって、カーテンがあるとはいえ、大部屋でするというのは難儀なことでした。結局、我慢も限界に達したので、看護師さんい無理を言いまして、一人でいられる処置室へ移動。そこでようやく用を足すことが出来ました。もの凄く幸せな気分でした。
2日目はとても暇で、読書とスマホとゲームで何とか時間経過を早めました。ゲームは意外と続かず、読書が一番良かったです。スマホは充電が切れました。絶対安静時以降は体の痛みはほぼなく、安穏に過ごすことが出来ました。
3日目は退院前に先生から診断を受け、今後の指導もいただきました。先生の説明は非常に分かりやすく、狭心症の危険性もちゃんと認識出来ました。看護師さんにも親切にしていただき、感謝の思いでいっぱいです。
なお、入院中にお葬式がありまして、ご葬家には申し訳なかったのですが、後輩のお坊さんに助けてもらいました。用事があったようなのですが、快く引き受けてくれました。感謝です。有難う!
2018年01月13日
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