2018年01月06日

エピソード8を観て

スターウォーズのエピソード8を観てきました。小田原で観たんですが、極めて空いていました。10人ぐらいしかいなかった。小田原だから空いているのか、それとも映画を映画館で見る人が減っているのか分かりませんが、とにかく快適でした。ただ、上映時間が長くて、すぐトイレ行きたくなる私にはちょいと辛かった。短いよりは嬉しいのですが、トイレタイムが欲しくなってしまいそうで。

さて、スターウォーズもディズニー映画になりまして2作目です。もう完全にディズニーでした。作中の見せ場は、まあ、ほぼ女性ばかりでした。女性がダメとかではなく、ああ、ディズニーはやっぱり「プリンセス」なんだというのが良く分かった(前にも書いたかもしれませんが)。でも、全体的には楽しかったし、新しいスターウォーズの幕開けでした。「ジェダイ」や「スカイウォーカー家」という特殊で別格な人々の内輪揉めではなく、完全に一般化しましたね。

しかしながら、ジョージ・ルーカスが長年スターウォーズで問うてきた、善と悪という人類として普遍的な課題については、あまり深い考えはないように感じました。ルーカスはその表現力は別としても、一人の人間の心のなかにある善と悪の葛藤について、結構真面目に取り組んでいたと思う。それがダース・ベイダーなんだけど、そもそもディズニー・スターウォーズにはベイダー出てこないし、引き継がれてもいない。ハン・ソロの息子であるカイロ・レンがその役なんだろうけど、暴れているだけで内面の葛藤は今のところ良く分からない。触れてはいるけど、薄っぺらいかなあ。ただまあ、ベイダーもエピソード6になって、ようやく悩んでいるのが分かったほどなので、それはこれから、次のエピソード9で描かれるのかも。

いずれにしても、スカイウォーカー家は退場のようで、残るはカイロ・レンだけになってしまいました。エピソード9の後にも、より新しいスターウォーズが続くようなので、これはもう、あまり昔の雰囲気に執着していると取り残されそうです。ディズニー社が存続するかぎり、スターウォーズも存続していくことでしょう。おじさんの私としては、昔からのファンの思いも大切にして〜、と願うところですが。

ルーカスの描くスターウォーズは暗かった。主人公の性格も暗い。宇宙の描き方も暗い。ディズニーになってからは明るい。主人公は明るいというわけではないが、主張がはっきりしていて明朗な感じだ。宇宙もキラキラ輝いている印象。宇宙については単純に技術の問題かもしれないけど、絵として気分がいいショットが多かったように思う。

私は人の内面を映画全体に映し出したような、渇きとジメジメ感が同時に存在するルーカスのスターウォーズが好きだったわけだけど、新しいディズニー・スターウォーズも、新時代の幕開けとして、今後も楽しみにしていきたいなあと思います。ただ、そう思えるのは、私がディズニー慣れをしているからでしょう。カミさんがディズニー大好き人間なので、間隙を縫って「夢と魔法の国」へ出かけるわけです。もとより嫌いではないので、私も楽しんでいるわけですが、それにしても、こうした「慣れ」がなかったら、新しいスターウォーズはちょっと厳しかったかも・・・、しれませんねえ。

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